2009-03-21 07:00 am by 須坂新聞
上高井教育七団体連絡会(議長・関裕朗上高井郡市PTA連合会長)は13日、県教委に、高校再編後の施設活用構想の早期作成と、空き教室を利用した特別支援学校の分教室設置を求める要望書を提出した。
要望書は 1.魅力ある高校づくりを進めるため、再編後の両校(須園・須商)の校舎や施設の活用構想を早期に作成してほしい。意見交換の場を設けて地元の声を聞いて 2.須坂園芸、須坂商業の現在の校舎・教室を利用して特別支援学校小中高等部の分教室を設置して。再編後にはそれらを分校に―との趣旨の内容。
高校再編問題を機に教育に対する地域の関心が高まっていることから、先ごろ発足した「須坂発・特別支援教育を考える会」で挙がった意見も踏まえて要望した。
須高地区には特別支援学校がなく、地区外の養護学校に通う児童・生徒の多くは保護者が車で送迎している。長野養護学校も受け入れ人数が限界となっているという。
同連絡会では「分教室の設置は高校再編とは関係なく、市教委などと協議してすぐにでもお願いしたい」などと話した。
山口利幸教育長は「再編後の校舎・施設は県で活用策があれば優先するが、なければ地元の考えも取り入れて計画したい。上高井に養護学校がないことは憂慮している。特別支援学校のあり方も含めて検討したい」と答えた。
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