【市保育園保護者会アンケート】医療、車社会に等に不安が4人に1人

2009-03-22 08:00 am by 須坂新聞

学校・教育 icon 須坂市保育園保護者会連合会(谷崎尚美会長)は昨年12月、全国的な課題の「地域での子育てと医療」について、保護者アンケートを行った。安心して子育てできる環境にあるは72%の519人、ないは25%の177人が回答した。ないの理由は、小児科医不足や休日・夜間の対応など地域医療の不安、車社会の不安と安心できる遊び場の不足、漠然とした社会不安、経済不安、病児保育・休日保育・病気の際の職場の理解など子育て環境への不安―とさまざまだ。
 アンケートは1,038世帯に8項目を質問し、723世帯から回答があった。
 子供がけがや病気のとき、まず連れていく医療機関は診療所が66%、病院が33%。かかりつけ医があるは85%の611人、ないは15%の108人。ないの理由は、病状で診療先を変える、まず病院へ行くが半数を占め、かかりつけ医にしたい所がないと地域の診療所をよく知らないが計23%。
 夜間や休日に子供がけがや病気で困ったことがあるは87%、ないは13%。あるのうち、病院に連れていった、病院に電話相談したが9割近くに。
 #8000(小児救急電話相談)を知っているは21%、知らないは78%。子供のけがや病気のときに情報を得るメディアがあるは70%、ないは26%。病院へ行く前に相談できる人がいるは95%、いないは5%の35人が回答した。
 連合会では「子育てと仕事の両立の負担感や不安感、#8000の認知度の低さなど分かり、関係機関にも声を届けたい。相談する人がいない人とどうつながるかも重要。地域の福祉関係者がもっと近い存在であってもいいのでは」と話す。

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