2009-03-24 07:00 am by 須坂新聞
須坂市動物園のハッチファミリー第一子のクラッチ(オス)が入る第2カンガルー舎がこのほど完成し、16日、引っ越した。ハッチファミリーが増えて既存のカンガルー舎が手狭になったため、南園に新設した。
両親・兄弟と離ればなれの新生活に、クラッチも少々戸惑い気味のようだが、飼育員の小林正和さんは「野生下で親離れするのと同じ。1カ月もすれば慣れてサンドバッグで遊ぶと思う。立派にひとりだちしてほしい」と話していた。いずれ第三子のキャッチ(オス)も入る予定。
新たなカンガルー舎の運動場は広く、サンドバッグも下げられている。イベント時などに来園者がカンガルーを間近で見ることができるスペースも設けた。またストレス軽減のためカラマツの丸太を外柵として設置した。丸太は川上犬保存会(川上村)から無償で譲り受けたもので、小山小3年東組の児童が防腐剤(柿渋)の塗布作業に協力。その後、飼育員が設置作業を行った。総事業費は約790万円。
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