2010-08-07 07:00 am by 須坂新聞
長野広域連合が須高地区に建設を予定する一般廃棄物最終処分場の候補地として昨年夏から仁礼町区に協議を申し入れているが、地元仁礼地区で活動する「子育てハッピーサークル」の会員や賛同者7人が3日、市役所を訪れ、三木市長に公開質問書(33人が連署)を提出した。質問は昨年から3回目で初の公開質問。仁礼福沢が候補地に選ばれた経緯や、これまでの質問に対する回答での疑問、組別説明会での疑問など尋ねた。
同会は8人の若い母親で活動する。賛同者は会員のほか仁礼、亀倉、夏端在住の25人の女性。山岸有希代表は「私たちにも包み隠さず教えてください」と要望した。市へ提出後、山岸代表は取材に「市長に面会できると思ったが会えず残念。担当課と話をしたが誠意が感じられない」と不満を表明した。
市エコパーク推進課は「協議の相手は地元仁礼町区。子育てサークルとのやりとりは公開で対応したいが、公開の仕方は協議中の仁礼町区と協議したい。回答は市長名で真摯(しんし)に行いたい」とする。
昨年の協議開始から市は仁礼町区で全体説明会を2回、組別に6回、5組合同で1回行った。区民の先進地視察は群馬県前橋市へ2回、埼玉県さいたま市へ1回実施した。長野広域連合が区の承諾を得て行った現地確認調査(5月25日)の地元への結果報告は、今月下旬から来月上旬に計画している。
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