技能五輪に須高選手9人〜来月神奈川へ

2010-09-18 07:00 am by 須坂新聞

工業・商業 icon 来月22日から4日間、神奈川県横浜市、川崎市で開く第48回技能五輪全国大会(神奈川県・中央職業能力開発協会主催)に出場する県選手団のうち、須坂市の企業から出場する8人が16日、須坂市役所を訪れ、三木市長の激励を受け、決意を語った。一方、平成24年10月に県内で開く「長野技能五輪・アビリンピック2012大会」を県内77全市町村にPRするキャラバン隊が同日来須。大会キャラクター「わざまる」隊長ら隊員が旗に組み込む市のメッセージを三木市長に依頼した。
 技能五輪(青年技能者技能競技大会)は23歳以下の国内技能者の技能レベル日本一を競う。英国・ロンドンで23年に開く第41回技能五輪国際大会の日本代表選考会を兼ねる。
 39職種(機械、金属、電子技術、建設・建築、サービス・ファッション、情報通信系)のうち、県勢は18職種に30企業団体から51人が出場する。昨年28人。以前は10人前後だった。
 須坂市の企業からはオリオン機械から7人(3職種)前田鉄工所から1人。オリオン機械は昨年5人が2職種に出て、1人が敢闘賞に輝いた。今回は2年連続が3人、初出場4人。前田鉄工所は初。
 工場電気設備は永野雄也さん(20)島田利男さん(19)。冷凍技術は小松葉純(はすみ)さん(21)村沢健介さん(20)馬場哲志(さとし)さん(19)近藤謙太さん(22)樋口瞳さん(21)=オリオン機械。電気溶接は西山勝巳さん(21)=前田鉄工所。
 「成果が発揮できるよう精いっぱい頑張りたい」と語った。
 三木市長は「須坂市は製造業が盛んで社員教育に力を入れる両社は市の誇り。技術の研さんを大切に健闘を祈ります」と激励した。
 5人が挑む冷凍技術は、業務用冷蔵庫などの冷凍空調設備の確実な施工と適切な保守サービスが求められる。冷媒配管とガスの流れを制御する配線の二つの課題を合計4時間半内で完成させる。連続出場の小松さんは「配管を寸法内に納め、正確さが重要」と話す。
 なお、「とび」では高山村の久保孝幸さん(21、徳建工業)が出場する。

2010-09-18 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント



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