2010-10-16 07:00 am by 須坂新聞
次回市議選(来年1月30日告示、2月6日投開票、20議席)まで3カ月半となった。新たな代表を議会へ送る動きは低調だが、14日現在、新人2氏が準備を進めている。一方、再選に向け、出馬の意向を表明する現職は14日現在、本紙のアンケートに回答した9人中4人。未定とした5人のうち3人は支持母体の了承を経て表明するものとみられる。12月議会を挟んで大半が態度を固める。現職の去就が注目される。
新人予定者は、前回に続き再挑戦する材木販売業で会社社長の酒井和裕氏(56、南原町)と、建築設計事務所社長の塩崎貞夫氏(60、九反田町)。今後新人擁立の動きも活発化するものとみられる。
前回定数4減の20議席となり、24人のうち12人が再選され、8人が加わった。前々回から続く市議会改革は速度を落としたが、今年4月の全国807市区議会改革度調査で全国31位に評価され、一層の前進が期待される。
総務省は今年6月、地方自治法抜本改正に向けた基本的考え方の中で、議員構成は多様な層の幅広い住民意見を反映しておらず、住民参加の取り組みも不十分との指摘があるとして議会の在り方や、幅広い住民が議員活動できる環境整備などを検討するとしている。
議会基本条例や議会報告会等の検討は避けられない。よりよい須坂市へ、厳しい目に応える人が求められる。
2010-10-16 07:00 am by 須坂新聞 - 2 コメント
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