2010-10-24 07:00 am by 須坂新聞
JA須高管内で17日、長野県オリジナルリンゴ「シナノゴールド」が初出荷、11月下旬まで出荷が続く。
シナノゴールドは、県果樹試験場がゴールデンデリシャスと千秋を交配・育成した。リンゴ3兄弟の最終ランナーとしての認知度も年々上がり、価格は上向いている。皮が黄色く、果肉のみずみずしさと細かい繊維がもたらすシャキシャキとした食感があり、糖度も高く甘みと酸味のバランスが絶妙。また、昨年度から熟期が1週間ほど早いわい化栽培と普通樹の収穫期をずらし、食味重視の販売を強化している。
17日初日は管内3共選所から約550ケース(1ケース10㎏)を重点取引市場を中心に出荷。全体的に63,000ケース(同)を計画。今年は春先の低温による生育遅れと高温干ばつが9月半ばまで続いたため着色が遅れ、さび果や日焼け果が一部見られるが、食味は上々。
栽培農家の山岸信夫さん(須坂市幸高町・70)は「夏場は高温干ばつだったが、かん水でしのいだ。ことしは粒も大きく、おいしくできた」と喜んでいる。同JA須高営農部は「栽培面では厳しい年だったが、食味もよく仕上がっている」と話す。主力のふじ、サンふじは今月下旬から年内にかけて出荷される。
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