【全日本吹奏楽コンクール】相森中が銀賞〜心一つに演奏

2010-11-07 07:00 am by 須坂新聞

学校・教育 icon 第58回全日本吹奏楽コンクール(全日本吹奏楽連盟など主催)の中学の部は30日、東京都の普門館で開かれ、東海支部代表として初出場した相森中は銀賞となった。「吹奏楽の甲子園」で大観衆を前に50人(3年15人、2年20人、1年15人)が心を一つにして表現豊かに演奏し、大きな歓声と拍手を受けた。生徒たちは「これまでの練習の成果を出し切り、悔いなく、すっきりした形で終われた」と振り返った。
 同コンクールには各支部代表29校が出場。相森中は課題曲の「オーディナリーマーチ」と、自由曲のバレエ音楽「青銅の騎士」を演奏。5,000人収容の大ホールと初の夢舞台に緊張しながらも見事なアンサンブルを奏でた。青木友花部長は「自由曲は少しミスがあったが、課題曲は東海大会より良かった」と話した。
 全国大会に向けてはこれまで通り基本練習を中心に取り組んだほか、大きな会場全体に音を響かせるように意識して練習した。ミーティングを重ねて部員の心が一つになったという。
 副部長の佐藤佳奈さんと割田綾乃さんは「普門館で演奏できて幸せだった。1、2年生が頑張ってくれたからここまでできた。先生や家族、お世話になった人たちに感謝したい」と話した。
 顧問の山岸浩教諭は「どんな舞台でも力を発揮できる精神力と信頼感が備わり、大きく成長した。部として自分たちで考えて練習し、後輩を引っ張る形ができた。ごく普通の学校でも努力することで、全国に出場できることを実証した」と生徒をたたえた。

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