2010-11-21 07:00 am by 須坂新聞
歯科衛生士の中村清子さん(59、須坂市東横町)は、地域歯科保健衛生の普及・発展や実践活動に功績のある人に贈る「第29回県歯科保健文化賞」(県歯科医師会主催)に輝いた。11日、県庁講堂で開いた「歯っぴーながの8020推進県民大会」で表彰を受け、同日、市役所で三木市長に報告した=写真。推薦は須坂市長と須高歯科医師会長。受賞者はほかに県内の2人。
中村さんは市内の歯科医院に受付業務で勤めた後、県公衆衛生専門学校(長野市、今年閉校)に通って資格を取り、歯科衛生士として再び3年勤めて結婚退職した。
昭和54年からは在宅歯科衛生士として現在まで市の乳幼児健康診査にかかわり、親子にブラッシング指導を行い、虫歯の保有率減少に貢献している。
また、園児や児童、福祉施設入所者、障害者らの歯科指導や口腔(こうくう)機能の改善指導、講演などで、月に10日から多い月で20日ほど活動する。
中村さんは「食後、舌の上の汚れを歯ブラシで除去することも健康には大事。健康に直結する知識がお役に立てばありがたい。歯科医師の先生方の後押しや温かい見守りがあってこれまでやってこれた」と話す。洋品店のおかみさんでもある。夫義勝さん。
県内の8020運動では、80歳で20本以上歯を有する人が20%を超え、成果が表れてきている。
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