2010-11-28 07:00 am by 須坂新聞
須坂市消防団(依田浩明団長)は25日、11月14日にメセナホールで開いた音楽隊(豊田伸幸隊長)の定期演奏会で実施した募金を社会福祉に役立ててと市に寄付した。市ではこの募金を市社会福祉協議会に移譲、社協ではAED(自動体外式除細動器)の購入費用に充てるという。
毎年秋の火災予防運動の一環として開催、26回目の今回も例年同様、満席の盛況となった。メンバーは老若男女が楽しめる幅広いレパートリーを披露。一部と二部の合間には、8月の県消防ラッパ吹奏大会で出場9連覇を達成したラッパ隊が吹奏を披露して、盛んな拍手を浴びていた。また、長野県が10月から繰り広げている観光誘客事業の「信州デスティネーションキャンペーン」のキャラクター「アルクマ」も登場、会場を盛り上げた。
演奏会は毎回社会福祉のためのチャリティーコンサートとして開催、今回も会場に募金箱を用意して協力を呼び掛けたところ、17万3,127円の善意が寄せられた。三木正夫市長や市社協の吉池武会長は「毎回素晴らしい演奏や寄付をいただき、ありがとうございます。市民の福祉向上のために有効に活用させていただきます」と感謝していた。
なお、今回初の試みとして市消防団が年2回発行している広報紙の掲示やPRビデオの上映をロビーで行い、予防消防の啓発や団員の募集を呼び掛けたほか、演奏会の合間には消防本部職員が住宅用火災警報器の早期設置を促す説明も行った。
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