2011-09-17 07:00 am by 須坂新聞
須坂市は平成15年度から行政評価に取り組んでいる。担当課に都合のよい評価になることを抑えるため18年度からは外部評価員(市民)による外部評価も実施している。6年目の本年度は10人の外部評価員(公募や各種団体推薦など男性6人、女性4人)が、総合計画に沿って担当課が内部評価した352事務事業の中から日常関心のある事業や市民生活に直結する事業など13事業を選んだ。13日、前半7事業で担当課ヒアリングを始めた。
外部評価は22年度まで5年間に約360事業(予算事業)の中から67事業を実施した。昨年11月に実施した事業仕分けの手法やノウハウを取り入れ、本年度は予算事業単位での評価から総合計画の施策に沿う個別事業単位での評価に変更した。
担当課ヒアリングの後に意見集約の方法を決める。評価結果は対象事業の見直しや予算編成、各種計画などに反映させる。また、職員の説明責任の徹底や意識改革につなげる。
ヒアリングで外部評価員は「事業別シートの5年間の年度ごとの目標設定は誰が見ても分かる指標にすべき」「議会審議は通っているが、本当に必要な事業かよく検討を」「市に都合の良い評価は好ましくない」「事業の結果、市民への影響や効果が大事」「市民への周知はホームページやFAXによらない広報の仕方も考えて」と市民の意見を伝えた。
次回は28日午後6時半から3階305会議室で。傍聴可。申し込み不要。評価結果は10月下旬に公表予定。
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