2012-04-22 07:00 am by 須坂新聞
須坂警察署はこのほど、自転車盗難防止モデル校と自転車安全利用モデル校として須坂高校を委嘱、平林誠署長が内山浩一校長、生徒会長の安藤駿紀君、校風委員長の山岸勇輝君に委嘱状を手渡した。
須坂署によれば、昨年1年間に管内では125件(須坂市114件、小布施町10件、高山村1件)の自転車盗難が発生、前年より23件も増えた。昨年の県内の盗難場所では須坂駅前中央駐輪場が25件でワースト7位、イオン須坂店駐輪場が19件でワースト16位、ほぼ同一場所の2カ所を合わせるとワースト2位になってしまう。このため、須坂署は須坂駅前中央駐輪場に盗難防止を呼び掛ける看板も設置した。
また、須坂署管内の昨年の自転車事故は11件増の34件で、10人増の34人が負傷した。34件中12件は高校生が関係し、うち9件は交差点を安全に進行しなかったり、一時停止を怠るなどの誤った通行によるものだった。
委嘱式で、安藤君は「自分たちの身近なところに犯罪や交通の危険がある。精力的に活動して犯罪防止や事故減少に貢献していきたい」と話した。同校では須坂駅前などの駐輪場の整理や防犯診断のほか、被害や事故の防止を呼び掛ける啓発活動を行う。同校では全校の3分の1にあたる約280人が自転車で通学しているという。
なお、自転車盗難防止モデル校は須坂東高校にも昨年度から継続して委嘱した。
2012-04-22 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
Tweet© 須坂市公認ポータルサイト・いけいけすざか. ALL Rights Reserved. Privacy Policy