須坂市消防団が全国のリーダー〜11月25日に東京で記念大会

2013-10-26 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 今年が消防団の前身である消防組が全国的に統一した組織となって120年となり、合わせて、自治体消防発足から65周年を迎えることから、日本消防協会と全国消防長会は11月25日に東京ドームで記念大会を開催。その大会で行われる全国200人の消防団員によるラッパ吹奏に須坂市消防団から全国最多の22人が選抜された。

 大会は消防の発展を振り返ると共に東日本大震災の教訓を生かして消防組織の一層の充実を目指そうと開催。全国の消防団員、消防職員、婦人防火クラブ員、一般公募者ら約37,000人が参加予定で、午前10時から伝統消防演技、式典、消防実技、歌手のステージ&音楽隊演奏などを行い、ラッパ吹奏は消防実技の一つとして披露する。
 200人の構成は長野県消防協会が80人、山梨・愛知・静岡・岐阜・宮崎・熊本の各県協会が各20人。また、長野県協会は須坂市22人、長野市10人、上田市・千曲市各5人、東御市・小諸市・佐久市・佐久穂町・軽井沢町・御代田町・立科町・坂城町各3人、長和町・青木村各2人が選ばれている。
 この人数から分かるように、長野県が全国の中枢を担い、その長野県の中枢を担うのが須坂市消防団。県ラッパ吹奏大会で出場10連覇を達成し、全国から視察に訪れる須坂市消防団のラッパ隊が日本一と言っても過言ではない評価を得ている証であり、200人の吹奏者を束ねる指揮者も須坂市消防団ラッパ長の波多大樹さん(旭ケ丘町)が務める。
 長野県の合同練習は1回目を9月21日に須坂市の森上小で実施、2回目をきょう26日、3回目を11月16日、共に長野市のホワイトリングで行う。波多さんは「全国のラッパ仲間が集い、吹奏するのは初めてのことでとてもうれしいし、このような機会を作っていただいたことに感謝したい。一生懸命練習して、全国の仲間と心を一つにした最高の吹奏を披露したい」と意気込んでいる。
 須坂市消防団から選抜された団員は次のとおり。
 ▽指揮者 波多大樹=ラッパ長
 ▽ラッパ手 宮崎忠男=副ラッパ長 豊田伸幸=音楽隊長 森井徳一=第1分団 高橋智将=第2分団 湯本直樹=第4分団 市村清和=第5分団 柳澤國勇 中村武久=以上第6分団 牧敏行 板倉光昭 堀内正紀=以上第7分団 小林正寿=第8分団 篠塚剛志 山岸剛之=以上第9分団 細山隼平=第10分団 羽生田昌明 黒澤卓也=以上第11分団
 ▽鼓隊 小池彰=副音楽隊長 山岸雅哉=音楽隊 坂田祐美=音楽隊 神戸秀史=第2分団

2013-10-26 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント



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