2013-12-07 07:00 am by 須坂新聞
第34回全国障害者技能競技大会(アビリンピック、11月22〜24日、千葉市の幕張メッセ)の「フラワーアレンジメント」種目に出場した小林朔巳(さくみ)さん(17、県長野養護学校高等部朝陽教室2年、須坂市小山町)は銅メダルに輝いた。
競技は①贈答用の花束制作②花嫁用のブーケ制作③テーブル装飾のフラワーアレンジメント―の三つの課題を各45分、90分、60分の時間内に仕上げる。
第1課題で小林さんは、減点となる規定よりサイズが小さいことに気づいた。また、花束をひもでまとめる際にレザーファン(花)が折れてしまい、他の葉でカバーしたりとスタートに不安を残したという。
「15分間の休憩で(フラワーアレンジメント担当の)先生から終わったことより次の課題に集中を、とアドバイスを受け、気持ちを切り替えた」。
第2課題は「花をいけるオアシス(スポンジ)が見えないようにきれいにできた」。
第3課題は「基本のピラミッド形をしっかり作って中にバラやグロリオサ、スプレーカーネーション、レザーファンなどの花を入れていく時、丸くならないようにすることが難しかったが、制限時間10分くらい前にきれいにできた」。
終了後、他の競技者の作品を見て「駄目だと思った」が、正面スクリーンに名前が表示され、念願のメダルを手にした。
「メダルは夢のようでうれしかった。県選手団や同じ競技に出場した他県の人から声をかけられた。学校のみんな、先生、応援してくださった皆さんに感謝している。花が好きなので花関係に将来進めれば」と話す。
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