2014-03-01 07:00 am by 須坂新聞
奥田神社と同神社総代会は、同神社を「じゃく譜(じゃくふ)の杜(もり)」にする計画を立てている。「じゃく譜」は須坂藩13代藩主(堀直虎)が187種252図を描いた桜の図鑑で、13代藩主を祀る同神社境内に「じゃく譜」に描かれた桜を飾り、「市民に愛される神社にしたい」としている。
計画では今年3月末までに10種類23本を植栽、将来的には近隣から鎌田山まで植樹して、物語性のある桜の里を目指す。「じゃく譜」に描かれた桜は臥竜公園の桜より2週間ほど遅く咲くので、須坂市内で2度桜の花が楽しめる「桜の森」としても期待される。
植栽を相談している日本花の会(本部=茨城県)によると「じゃく譜」に描かれた桜の8割は現存するという。
総代の一人である田中宏和さん(穀町)は「文化の高かった須坂藩の歴史を再び学ぶ場としながら、須坂の新しい文化の創造、まちづくりに寄与できればと思う」と話している。
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