2014-03-29 07:00 am by 須坂新聞
経産省平成25年度補正予算事業、地域商店街活性化事業(にぎわい補助金)の第4次募集(280事業)に先ごろ、須坂市の須坂駅前本通り商店会(岩井隆己会長、27店)と須坂劇場通り商店街(田中孝芳会長、16店)が採択された。両団体は店や店主とお客さんとの日ごろの結びつきを大事に落語寄席イベントなどで一体感の共有を図りたい考えだ。県内は上田、佐久など5団体が採択された。
須坂駅前本通り商店会の「商店会活性化事業」は、今年秋ごろに駅前本通り「笑店会」イベントを開く計画だ。会場はシルキーホールなどを検討する。
2010年に道路拡幅リニューアル工事が終わり、「リニューアル開通イベント」を開いた。14年を「元気づくり元年」と位置付け、笑いや元気など商売やまちづくりに活力を生むキーワードで、老人と若者のコラボレーションや、商店主とお客さんとの接点の共有を図りたいとする。助成額は110万円。
一方、須坂劇場通り商店街の活性化事業「劇場通り落語寄席」は、今年秋ごろ近くの公会堂でイベントを計画。毎年実施する「激情感謝祭」で夏のセールに券を配り、イベントに招待する計画だ。
昭和初期から中期に隆盛した直線500mの商店街は、劇場(映画館)を中心に商店街が構成され、にぎわった。劇場なき後の集客として、初売り、中元セール、年末年始セールを名店オリジナル商品拡販のために実施。えびす講協賛として激情感謝祭も実施。イベントを機に商店街の若返りを期待する。助成額は159万円。
同事業は、商店街が行う集客力、販売力の向上に資するイベントなどを支援する。実施後5年間は事業効果を測定し、報告義務もある。須坂商工会議所と商店会連合会が協力。市が支援。今後、計画を具体化していく。
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