2014-04-26 07:00 am by 須坂新聞
須高広域シルバー人材センターの会員でつくる「シルバー農園運営委員会」(駒津寿一委員長)は21日、千曲川河川敷内農地(村山共有地内のシルバー農園)約700㎡に信州の伝統野菜「村山早生ごぼう」を種まきした。芽が出て100日ほどで収穫できるという。一般の農業体験講座参加者と会員の14人が参加。地元で栽培する村山早生ごぼう生産組合の黒岩一雄相談役(84)の助言を受けた。
平成22年度から独自事業として野菜作りに取り組んでいる。高橋町のシルバー農園(約780㎡)は5年目。村山は3年目。
村山早生ごぼうの収量は1年目200㎏、2年目450㎏ほど。
助言する黒岩相談役は取材に「種は薄く(まばらに)まくと太くなる。収量を左右する草取りとアブラムシ駆除が大事な作業。芽が出て葉が黄色くなると要注意。20㎝くらいになるまでの管理が重要」と指摘した。
同生産組合は結成8年目で11軒が加盟。収量はおととし6t、昨年は7tほど。今年は10tを目指している。
同センターは地場産業の育成に協力し、伝統野菜の普及と会員の親睦を図る。また、事業を通じ世代間交流や地域貢献など狙う。収穫後は販売のほか、料理教室などに使う。
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