2014-05-03 07:00 am by 須坂新聞
須坂市連合婦人会高甫ブロックはこのほど解散に伴い、花嫁衣装の貸し出し事業で使用していた打ち掛け着物2式を須坂市に寄付した。
同ブロックは昭和30年、会員相互の親睦や学習、社会参加などを目的に発足。上八町、野辺町、下八町、村石町で構成し、最大で366人いた会員が80人に減少した。そのため運営が困難となり、3月末で解散、59年間の歴史に幕を閉じた。
花嫁衣装の貸し出し事業では当初は約100万円あった売り上げが、平成に入り大幅に減少、平成26年度は2万円となった。解散に当たり、打ち掛け着物2式を須坂市に寄付、市クラシック美術館に収蔵された。着物は昭和30〜40年代の物で鮮やかな鶴の刺しゅうが特徴。同ブロックでは同公民館に緞帳も寄贈した。
なお、共に活動してきたJA須高高甫女性部との最後の合同総会が高甫地域公民館で開かれた。ブロック長を務めた竹前政子さん(上八町)は「当時は結婚と同時に婦人会に入り、活動はとても活発だった。解散はとても残念だが、野辺町と上八町は今後も町に残って活躍する予定」と話している。
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