2014-05-24 09:55 am by 須坂新聞
須高農業青年クラブ協議会はこのほど、農業技術や経営などについて情報交換する「新規就農者のつどい」を須坂市シルキーホールで初めて開き、約30人が交流を深めた。
主催する同クラブのほか、新規就農者らでつくるきじまるクラブ(須坂市)、雄蕊(おしべ)の会(小布施町)、地球クラブ(高山村)が参加した。
最初に、主催の同クラブ会長の?町浩司さん(須坂市高畑町)は「須高の若手農業者の結束を高めるような会にするため、できれば毎年開きたい」と提案、会場から賛同の拍手が寄せられた。
各団体紹の介では、地球クラブが「知識の習得や研究活動など情報交換の場になっている。主な活動として、会員の園地での年2回の昼食会、県内外の先進地への視察研修、沿道の草刈りなど地域貢献活動を行っている」と報告した。
雄蕊の会、きじまるクラブは「新規の人の悩み相談や勉強の場になっている。今後は地域に根付いていきたい。今回のつどいは今までの枠を越えた交流の場となり、とても有意義」と話した。
5月から研修している岩城光好さん(30、須坂市仁礼町)は「東京の医療機器メーカーで5年間働いた。農業に興味があり、4月に越してきた。里親農家のもとでブドウ栽培を学んでいる。妻は出産を控えており、早く独立して安心させたい。つどいは同じ立場の人が大勢いて心強かった」と話していた。
また「研修なしで就農して2年目。地域に溶け込むのも大変」「独立したがホームページ作成で苦労している」「農機具が中々そろわない。中古品の情報提供を」などの声があった。
一方、農業経験者は「皆さんが定着して地域を盛り上げてもらうためにできるだけ協力したい」、「就農4年目。皆さんの見本となれるように頑張りたい。逆に皆さんから、新しい考え方を学びたい」と話していた。
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