2014-05-31 07:00 am by 須坂新聞
五月晴れの24日、須坂市内の小学校3校で運動会が行われた。日野小学校(351人)では「赤組も白組も心を一つに全力で!」のスローガンのもと、短距離走や綱引き、大玉送り、リレー、組み体操などの各競技で児童たちは練習の成果を発揮、保護者や来賓らからは大きな声援や拍手が送られていた。
このうち2年生(59人)は学年競技で県歌「信濃の国」のダンスを披露し、念願だった県観光PRキャラクター「アルクマ」との共演を果たした。
アップテンポな曲にアレンジされた歌に乗って踊る信濃の国ダンスは、誰もが気軽に踊れることをコンセプトに誕生。アルクマが観光PRを兼ね県内外で普及に努めている。
2年生は3月下旬から運動会に向け、アルクマと子どもたちが一緒に踊る手本の動画を見ながらダンスの練習を重ねるうちに、「アルクマと一緒に踊りたい」という思いを強くした。児童たちが書いた手紙を県庁へ届けたところ、その思いが伝わり、運動会当日の共演が実現した。
2学年主任の野田久美子教諭は「アルクマと踊れる本番に向けて日に日にわくわく感が増し、現実になったときの笑顔が印象的だった。日ごろの練習の積み重ねにうれしさが加わって、いい発表ができた」と話していた。
例年、プール授業の終了とともに秋の風物詩になっていた運動会も、近年は厳しい残暑が残る時期の開催から梅雨入り前の5、6月に日程をずらす小学校が増えてきている。練習や本番での熱中症予防の観点からだけでなく、台風など天候不順に左右されずに練習に集中できる等の利点も期待されている。
なお、須高ではこの日、森上小、日滝小でも運動会が行われた。6月7日の仁礼小を含む市内4校は昨年から、栗ガ丘小は今年初めて31日に実施する。この他の小学校は例年通り9月に開催予定。
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