2014-07-19 07:00 am by 須坂新聞
須坂市動物園のワオキツネザル「ライチ」(メス、21歳)が12日、赤ちゃんを一頭出産した。一般的な発情時期からして、4月から5月上旬頃の出産を期待していたが、兆候が見られないことから今年は諦めていた。しかし同日、飼育員が獣舎に入った際、ライチが元気な赤ちゃんを抱いているのを確認した。
ライチは2012年10月1日に、オスのキンカン、ポンカン、アンズ(後にメスと判明)と共に京都市動物園からやってきた。昨年4月には県内初の繁殖(2頭出産)に成功した。
生まれたばかりの赤ちゃんは性別不明。今はまだ、母親のライチにしがみついたまま眠ったり、おっぱいを飲んだりと、母子べったりの毎日だ。飼育員の小林正和さんは「今年はだめかと思っていたのに、涼しい顔をして赤ちゃんを抱くライチにびっくりした。夏休み中には、お母さんの背中に乗る赤ちゃんのかわいらしい姿が見られるはず」と話している。
メスと判明したアンズは昨年12月、生まれ故郷の京都市動物園に戻った。また昨年生まれたメス1頭は先月、甲府市遊亀公園付属動物園へ嫁入りした。
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