長寿脳をつくる「須坂エクササイズ」とは?

2014-11-01 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon DVDブック「ボケない『長寿脳』を作る!長野県・須坂エクササイズ」(宝島社より発刊)が23日、全国の書店で発売された。長寿日本一の長野県の中でも要介護認定率が著しく低い須坂市で実践されている独自のエクササイズ「健康体操」をモデルにしている。
 健康体操は、聞き慣れた曲に合わせ、声を出して歌いながら体を動かす体操。須坂市や須坂市保健補導員会が考案・作成し、普及に取り組んでいる。
 国立長寿医療研究センター(愛知県)によると、認知症予防には2つのことを同時に行う「デュアルタスク」が有効で、有酸素運動をしながら頭を使うことが最も効果的であるとしている。
 健康体操は歌詞を思い出しながら体を動かすことで、デュアルタスクの効果が得られ、運動と脳のトレーニングを同時に行うことができる画期的なエクササイズという。
 DVDブックには、「須坂ドレミDE体操」「信濃の国」「マツケン健康サンバ」など全6曲の体操が掲載されている。肩凝り・腰痛予防、肩・首のストレッチ運動、座ったままの運動など、曲にはそれぞれに特徴があり、動きのポイントなどが写真入りで詳しく説明されている。付属のDVDには実際の体操が収録されており、動作を確認しながら一緒に体を動かすこともできる。
 また、健康体操体験者の生の声や健康体操の応用編、須坂市が発祥とされる保健補導員の歴史なども紹介している。価格は1冊1,200円(税別)。
 なお、きょう1日に市役所庁舎前などで開かれる「須坂健康まつり」で、須坂エクササイズの発表がある。DVDブックの販売も。

2014-11-01 07:00 am by 須坂新聞 - 2 コメント



森山恭供 @ 2014-11-04 01:39 pm

ADの母の介護を6年間続けているものです。
須坂市の取り組みについては以前から注目しておりました。今回の場合は
老人の健康維持総合対策のようですね。
 ところで、老人性のADの場合、デュアルタスクのみのトレーニングだ
では対応できないようです。ADは自閉症と同じデフォルトモードでの
ットワーク異常が指摘されているだけでなく、その原因となるアミロイド
βを脳外へ排出するグリンパティック系の機能低下、インスリンによる受
体保護機能並びに神経細胞修復(+IGF−1)機能低下等の主因である
メージャースリープの崩壊等への様々な対応が必要と考えております。
 私の場合、とりあえず、メタ認知を主体とした環境整備、ロコモ対策を
めた運動(つま先刺激によるwnt産生を含む)、メジャースリープ並
に神経、脳血管修復、筋肉維持、睡眠に必要な栄養に加え、
デュアルタスクトレ、EMDRトレも行っております。
 このような取り組みで、幸いなことに母の症状の進行はみられるものの
要介護1のままで推移しております。こららについて、A42枚程度に
りまとめた資料を作成しておりますので、必要であればメールいたします

須坂新聞社編集部 @ 2014-11-05 07:20 am

森山恭供さま

コメントありがとうございます。

須坂新聞


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