2014-11-08 07:00 am by 須坂新聞
森上小学校創立80周年記念式典(北村幸一実行委員長)は先月31日、同校体育館で行われた。全校児童(352人)、保護者、職員、来賓ら約530人が出席して節目を祝った。記念事業の一環でコーラス・スペシャリストのわかすぎたつやさん(39、埼玉県)がアレンジした校歌混声3部合唱も初披露された。
下崎正幸校長は式辞で、「いつの日も6年生が、先輩を見て学んだ森上の伝統を受け継いでくれた。その姿は森上小が目指す子どもの姿そのもの。これからも伝統を守り、新たなものを創造しながら、地域の学校として輝き続けます」とあいさつした。また、市長代理で中沢正直副市長、内藤靖教育委員長、佐藤寿三郎市議会議員が祝辞を述べた。
児童たちは学年ごと、プロジェクターに遠足や運動会、社会見学、修学旅行などの写真を映し出して本年度の活動を紹介。「これからも皆で元気いっぱいがんばります」「家族や友達の優しさを大切にし、森上小を支えていける高学年になります」など、力強い決意を添えた。
また、校歌混声3部合唱の披露にあたり、わかすぎさんがステージに登壇。「アレンジした人、歌う人、聞く人がそろった今日、はじめて3部合唱が完成する。長く歌い継がれることを願っています」とあいさつ。?ちょっとスパイスを効かせたコーラス?に仕上がったという校歌を、児童、職員、保護者らが総参加で歌い上げた。
式典の席上、北村実行委員長が記念事業について報告した。今回は、講演会開催や記念誌発行、航空写真、記念ファイル制作などを行ったほか、学校図書館の蔵書データベース化を完了し、ヒーター2台を新たに寄贈した。
同校は昭和9年7月29日、須坂尋常高等小学校・森上部として発足。22年4月に森上小学校に改称した。80年間に送り出した卒業生は6,342人。学校目標は「明るく直き心」。
2014-11-08 07:00 am by 須坂新聞 - 2 コメント
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