2014-11-08 07:00 am by 須坂新聞
須坂市が「井上町本通り」のバイパス道路として整備を進めていた、井上町南側の市道井上線の改良工事が完了し、31日から全線開通した。
同線は、井上城址跡登山口近くの旧県道交差点から井上町本通り交差点までの約900m。拡幅や新設工事を実施した。幅員12m。片側1車線で車道3m、路肩0.5m、歩道2.5m。事業費は約6億2,700万円。
井上町本通りは、市道園芸高校井上線の一部で、井上町の中心部を東西に走っている。須坂市西部と長野市東部をつなぐ道路として近年、長野須坂インター線の渋滞を避ける車などで、朝夕を中心に交通量が増加していた。車道の幅員が片側2.75mで、一部しか歩道がないことから、子どもや高齢者など歩行者の安全も懸念されていた。
市道井上線の改良工事は平成7年度から着手し、これまで7割程度が部分開通していた。今年度、残りの区間が完了した。
同線の整備に合わせて、井上町本通り交差点から長野須坂インター線の井上町東信号に接続する、市道園芸高校井上線の一部も改良した。
井上町の羽生田公一区長は「バイパスは地域の長年の願いだったので良かった。本通りを通る車が減って、安全に暮らせるようになればいい。協力してくれた地権者や関係者のおかげ」と話した。
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