2015-01-17 07:00 am by 須坂新聞
須坂市役所の総合案内カウンターに、色鮮やかな「大漁旗」が飾られ、来庁した市民らの目を引いている。東日本大震災以来の長年にわたる職員の派遣に対するお礼として、宮城県塩釜市から贈られた物。市では多くの市民にも見てほしいと、庁舎内で最も目につく本庁舎正面玄関を入った市民ホールに掲げた。
大漁旗は縦約90?・横約140?。塩釜市によると、絵は周囲からの後押し(波)を受けながら、震災後の復興で飛躍する同市を全国有数の水揚げを誇るマグロで表現。塩釜桜や地域の祭りで登場する龍と鳳凰の船を「感謝・絆・復興」の文字と共にデザイン化したという。
須坂市からの職員派遣は昨年末までに、災害救助の緊急援助隊で消防45人、災害弔慰金や仮設住宅受付業務等で事務職員10人、公共施設復旧工事の設計等で建築技師3人、下水道や道路等の復旧工事の設計等で土木技師9人など合計67人を派遣した。最長は183日間。塩釜市からの要請を受け、4月以降も派遣する予定で調整を進めているという。
市総務課では「立派な大漁旗をいただき大変ありがたい。今後も職員の派遣を続け、できる限り復興支援に協力していきたい」と話している。
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