2015-02-28 07:00 am by 須坂新聞
須坂、中野、飯山の3市は20日、飯山市役所で「北信三市の連携推進に関する声明」の調印式を行った。北陸新幹線の飯山駅開業(3月14日)を見据え、新幹線を通じた産業振興や観光振興を目指し、3市が連携協力していくことを確認した。連携企画の第一弾として、善光寺御開帳に合わせ、3市の名所を巡って善光寺へ向かう、日帰りのバスツアーを行うことも発表した。
日帰りバスツアーは3市の担当者らでルートなどを検討した。実施日は4月29、30日、5月1、5、6日の5日間で、飯山駅を出発し、菜の花公園(飯山市)、中山晋平記念館(中野市)、須坂クラシック美術館などを巡り、善光寺へ向かう。4月17日、5月15日には、善光寺参拝後に長野市を含む4市の酒蔵を観光ガイドタクシーで巡る1泊2日のツアーも計画している。
声明は▽北陸新幹線を活用した産業振興▽観光連携による交流人口の拡大▽文化、スポーツ、教育等の連携▽まちづくり、地域の活性化等に係る情報交換▽人材の育成・交流▽防災体制の連携─等に3市が連携協力して取り組むとするもの。
以前から行政や市議会などでは、3市で研修を行うなど連携を図ってきたが、今回の北陸新幹線開業を機に、より一層連携を深め、幅広い分野で協力することで、3市の持続的な発展や行政課題への対応、地域の活性化などを目指していく。
三木市長は「3市にはそれぞれ豊富な地域資源があり、それらを連携させることで地域全体の活性化につながる。長野〜飯山区間は広域観光ルートとしていろいろな面で活用できる」と期待した。
今後は産業や観光だけでなく、さまざまな分野で連携していけるよう、担当部署などで協議しながら内容を具体化していくという。
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