2015-03-07 07:00 am by 須坂新聞
須坂市の情報化を考える会は21日、蔵のまち観光交流センターで「インターナショナルオープンデータデイ2015in須坂」を開いた。オープンデータの活用促進などを目的に世界各国で同日開催された同イベントに須坂会場として参加。市が産学民官の協働で進めるオープンデータ推進の1年を振り返り、今後の情報化の可能性などを模索した。開催は昨年に続き2回目。
イベントでは、同会呼びかけ人で名古屋大学大学院情報科学研究科准教授の遠藤守さん(須坂市明徳町出身)や市職員が、オープンデータ推進の取り組みなどについて話した。
その後、参加者たちは特定のテーマについて出し合ったアイデアを基に、新たなアイデアを創出する「アイデアソン(アイデアとマラソンの造語)」や、既存のデータを組み合わせて新しい物を生み出す「ハッカソン(ハックとマラソンの造語)」を実施した。
アイデアソンではオープンデータ化可能な情報の検討やオープンデータを活用したアプリのアイデアなどを、施設・観光・健康などの項目にまとめ、発表した。ハッカソンでは既存の地図データを活用し、各自で「蔵の町並み散策コース」を作製。実際に歩いて撮影した写真を地図上に落とし込み、それぞれが独自の地図アプリを完成させた。
今回出たアイデアは提案書にし、地図アプリは市民提案型の事例として、情報化促進のため市へ提出する。
2015-03-07 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
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