2015-03-28 07:00 am by 須坂新聞
須坂市議会3月定例会は20日、209億3,000万円の新年度一般会計当初予算案など39議案をいずれも原案通り可決し閉会した。請願は1件を採択、意見書1件も可決した。総務文教委員会から申し出のあった「市特別職の職員等の給与に関する条例および市特別職の職員等の退職手当に関する条例の一部改正条例」については、全会一致で継続審査とした。
賛否が分かれたのは「市介護保険条例の一部改正条例」(19人中賛成17人)「一般会計予算」(同)「国民健康保険特別会計予算」(同)「介護保険特別会計予算」(同)の4件。
条例改正案は久保田克彦議員が「介護保険料の値上げを行わず、一般会計からの繰り入れなどで対応することを提案する」などと反対討論。会計予算案3件については竹内勉議員が「評価できる事業も多々ある」とした上で、一般廃棄物最終処分場や学校給食センター建設など5点の事業について、「税金の使い方を問題として賛成できない」などと反対討論した。採決の結果、いずれも賛成多数で原案通り可決した。
請願は「集団的自衛権容認の閣議決定を撤回し、閣議決定にもとづく法整備等を行わないよう関係機関に意見書を提出することを求める請願」。岩田修二議員が「いま憲法の平和主義の原則を変える必要性な何もない。日本国民は平和憲法の理念を擁護し、孫子の世代まで日本の平和を守っていかなければならない」などと賛成討論し、賛成多数(19人中10人)で採択した。
意見書は「集団的自衛権容認の閣議決定を撤回し、閣議決定にもとづく法整備等を行わないことを求める意見書」を賛成多数(19人中10人)で可決した。
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