2015-04-18 07:00 am by 須坂新聞
長野電鉄は4月1日から、駅員や乗務員の制服を新しくした。グレーを基調に、「リンゴカラー」で親しまれた同社の車両を象徴するえんじ色を襟元に入れた。北陸新幹線金沢延伸や善光寺御開帳の節目に合わせて、以前の紺色の制服から36年ぶりに一新した。同社では「新たな気持ちで利用者や訪れる人をお迎えし、より親しまれるようにしたい」と話している。
新しい制服は岡学園トータルデザインアカデミー(長野市)の岡正子校長がデザインした。明るいイメージを表現するなどしたという。両脇の後ろにプリーツを入れて上半身を動かしやすくするなど機能性も考慮した。
帽子とネクタイも新しくした。ネクタイは赤とえんじ色のストライプ柄で、同社の特急「ゆけむり」と「スノーモンキー」のイラストが描かれている。今後、紺色も用意し、一般にも販売する予定。
同社では「紺色の制服を見慣れた方には違和感があるかもしれないが、定着するように業務に励んでいきたい」と話している。
なお、長野電鉄ではきょう18日から、観光案内列車を運行する。特急ゆけむり号を各駅停車の運転時間でゆっくり走らせ、村山橋と夜間瀬川橋梁の撮影スポットでは停車、徐行運転して撮影や風景を楽しんでもらうなどする。車内では沿線の観光名所や歴史をガイドしたり、特産品などをPR、販売する。
北陸新幹線延伸に合わせて、観光客誘致や地域活性化などを目的に実施する。大型連休やお盆、年末年始などに長野駅〜湯田中駅を1日1往復する。主要駅で乗り降りできる。企業や自治体などによる貸し切り運行も。5月2日には須坂市が実施する予定。問い合わせは同社運輸課☎026-248-6000まで。
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