井上の大型商業施設建設計画(2)〜長野市で商業団体が加藤長野市長に

2015-08-08 07:00 am by 須坂新聞

政治・経済 icon 長野商工会議所と長野市商工会、長野、篠ノ井、松代の商店会連合会は4日、加藤久雄長野市長に、井上の大型商業施設の建設計画に関する要望書を提出した。計画地は長野市に近く、北信一帯を商圏に見込んでいることなどから、いずれの要望書も地域商業やまちづくりへの影響などを懸念し、出店計画撤回の働きかけを求める内容となっている。
 長野市では2004年に篠ノ井の南長野運動公園近くの農地に、イオンによる大型商業施設(敷地面積19ha)の出店計画があったが、地域経済へのマイナス影響の懸念や、農地保全、市の諸計画に合致していないなどの理由から、市は農地の用途変更を認めず、計画は実現しなかった。
 市は、都市計画法など「まちづくり三法」の見直しで、大型店の郊外への出店規制を強化する当時の国の動向も踏まえて判断した。同時に、人口減少や高齢化といった社会状況などを勘案し、市街化区域の郊外への拡大を抑制して、それまでの開発型から保全型への土地利用の転換を図る方針も示した。
 長野商議所などでは出店計画に反対を表明していた。こうした経緯もあり、長野商議所の北村正博会頭は「長野のまちづくりの将来に悪影響を与える恐れがある」と憂慮した。
 加藤市長は「重く受け止める」と答えた。買い物難民や中心市街地の空洞化を招きかねないなどとした上で、「計画地は優良農地なので国、県、須坂市がどう判断するか。みなさんの意見を聞いて須坂市に話したい。広域でどういうまちづくりがいいのかという観点から考えていく必要もある」と話した。

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