2015-09-12 07:00 am by 須坂新聞
JA須高の牧良一組合長と須坂市の三木正夫市長は3日、東京青果市場(東京都)でナガノパープルに特化した初のトップセールスを行った。品評会では2kg10万円の過去最高値で売れるなど反響が大きかった。
ナガノパープルは平成16年に品種登録された県オリジナル品種で須高地区が全国の50%のシェアを誇る。生産拡大を進め、果実の売れ筋ランキングでは毎年上位にランクされている。JA須高はさらに販売促進しブランド化を図るために市の協力を得てトップセールスを実施した。
品評会は地元生産者が栽培した物から15点を選んで行った。最高値10万円をはじめ、ほとんどが1万円前後で売られた。これまでは高品質の品物でも4kgで5,000円前後。評価が年々高まっていることをうかがわせる。
会場で、牧組合長は「ナガノパープルは巨峰の後継品種として力を入れている。天候に恵まれておいしく仕上がった。さらに浸透させて生産振興を図りたい」。
三木市長は「昨晩のテレビ番組『マツコの知らない世界』でも絶賛され、皆さんの高い評価に励まされる」。
ブドウ部会の坂本正雄会長(塩川町)は「糖度が高く種なしで皮が薄くそのまま食べられる選りすぐりのブドウを楽しんで」とPRした。
応援に駆け付けた世界的パティシエの鎧塚俊彦さんは「ナガノパープルの大きさ、色、味にほれ込んで店で扱っている。この良さを多くの皆様に知ってほしい」と話した。試食会は用意した30房があっという間になくなったという。
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