2015-10-17 07:00 am by 須坂新聞
須坂市観光協会はこのほど、2回にわたって「信州須坂・大人の社会見学ツアー」を行い、市内外から大勢の人たちが参加、観光では入れない企業や工場などが見学できるとあって喜ばれた。
1回目は長野電鉄〜長野刑務所〜県農業・果樹試験場をめぐるコース。県内各地、遠くは東京・愛知・大阪から36人が参加した。
長野電鉄では車両や駅構内の見学、車掌・駅員体験を行った。長野刑務所は施設公開の「信州矯正展」の開催日で、所内を見学し、受刑者再現弁当を食べた。県農業・果樹試験場も施設公開日で、見学や農産物の試食・買い物などを行った。長野刑務所と農業・果樹試験場は共に年1回の一般公開イベントに合わせて企画した。
2回目はアスザックフーズ〜長野特殊黒板製作所〜オリオン機械をめぐるコース。県内各地から16人が参加した。
このうち、県内唯一の黒板工場である長野特殊黒板製作所(米持町)では黒板修理の工程を見学。1mm塗った塗料の約半分を紙やすりで研ぐ技術など熟練の技の連続に、参加者たちは驚きの声を上げ、最後につやつやしたきれいな黒板が出来上がると、大きな拍手が沸き起こった。
参加者からは「きめ細かな手作業の繰り返しで、一つの製品が出来上がることに感動した」「長年須坂に住んでいて、このような工場があることを初めて知った。とてもためになった」などの感想が寄せられた。
市観光協会では「この企画は昨年度から始めたが、大人の知的好奇心をくすぐり、観光だけではない地域の魅力を発見・発信する機会にもなっていて、好評を博している。協力していただいた企業の皆さんに感謝したい。複数の企業の日程調整や企業側の受け入れ体制など難しい面もあるが、今後もできる限り計画していきたい」と話している。
2015-10-17 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
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須坂市をホームタウンにVリーグへ―。北信地区の社会人でつくるバレーボール男子クラブチーム「F長野」は、国内トップリーグ「Vリーグ」への来季からの参戦を目指している。先ごろ、須坂市からホームタウンとすることを認められ、日本バレーボールリーグ機構(Vリーグ機構)へ準加盟申請した。来年3月までに行われる審査で承認されると、3部リーグに相当する「V・チャレンジリーグ2」に参戦することになる。選手たちは「バレーボールで地域を元気にしたい」と意気込んでいる。
F長野は、富士通長野バレー部が前身で、現在は須坂市の渡辺稜さん(立町)や小布施町の浅岡一志さん(押羽)、北沢健さん(中央)、山崎幸一郎さん(横町)ら長野日大高や創造学園高などのOB15人が所属。普段は日野駅北側の富士通体育館で練習している。
北信越リーグ6連覇中で、2011年度の全国6人制リーグ総合男女優勝大会で優勝するなどしている。より上を目指すと共に、北信はバレーの盛んな地域でもあることから、市民チームとして地域活性化を図ろうとVリーグに挑むことに。
Vリーグは、1部に相当するプレミアリーグ(8チーム)、2部に相当するチャレンジリーグ1(同)、さらにチャレンジリーグ2(7チーム)で構成される。成績などで上位リーグに昇格できる。
F長野は今後、11月中に運営会社を立ち上げて、スポンサーを募るなど参戦に向けた準備を進める予定。
合わせて、チーム名をホームタウンの須坂市にちなんだ新たな名称にする。候補名「ガロンズ」「クラッカーズ」「シルキーズ」の中から人気投票で決める。20日までF長野のホームページで投票を受け付けている。決定は11月上旬。
監督を兼任する北沢健さんは「強いだけでなく、地域の人たちに応援してもらえるチームにしたい。多くの人に興味を持ってもらえれば」と話している。
なお、11月にはチャレンジリーグ1の試合が須坂市北部体育館で行われる。
2015-10-17 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
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