2015-10-31 07:00 am by 須坂新聞
須坂市内の小学生を中心につくる男女混合ドッジボールチームのガリコKids(キッズ)はこのほど、南長野運動公園体育館で開かれた第7回善光寺カップ選手権大会(県ドッジボール協会主催)で優勝に輝いた。準決勝で優勝候補を撃破、決勝では今年2月の北信越大会決勝で敗れた強豪の古里WinBlue(長野市)に雪辱し、頂点に立った。
県内外の小学生(3〜6年)17チームが、5分1セットマッチで予選グループリーグと決勝トーナメントを戦った。ガリコは総当たりの予選Bグループを5戦全勝で1位通過すると、決勝トーナメント初戦の2回戦でファイナルブレイカーズ(大町市)を9─5、3回戦はRYU KIDS(上田市)を9─1で破った。
準決勝は体格のいい選手がそろうブルーイースターズ(栃木県)を素早いパス回しで崩すなど、9─7で競り勝って勢いに乗ると、決勝は試合開始から積極的に攻撃を仕掛けて相手に流れを与えず、10─4で勝利した。
加藤富己子監督は、各自の役割や勝とうという気持ちなど、選手たちの意識が変わったことを勝因に挙げ、「5月に優勝した長野市選手権以降なかなか調子が上がらなかったが、今回はいい試合ができた。男性コーチ陣の速いボールで練習ができたことも試合で生きた」と振り返った。
矢沢龍真主将(井上小6年)は「みんなの優勝したいという気持ちが、いつもの試合より強かった。みんなで声を出して一つになれた」と喜んだ。
チームは結成8年目。過去に女子単独での全国大会出場はあるが、男女混合ではまだない。加藤監督は「来年1月の県予選を突破し、混合で初の全国出場を目指したい」。矢沢主将は「今回の優勝は自信になる。練習をしっかりやって、全国大会に出られるように頑張りたい」と意気込んでいる。
〔ガリコKids〕▽選手 矢沢龍真(主)中島蒼 亘蓮太 島田幸祐 竹内海月 徳永広準 赤久保ひかる 池田知隆=以上6年 田中仁珠 丸山桜介 永岡佑里 近藤陽斗 赤久保はづき=以上5年 亘崇太 中島悠月 高野晴空 山岸智也 田尻朋果=以上4年 池田侑矢 矢沢岳也=以上3年▽監督 加藤富己子▽コーチ 峯村誠▽マネジャー 坂本篤史
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