2016-09-13 02:00 am by 須坂新聞
常盤中学校で1日、放課後を利用して、有志チームによる水球の決勝戦が行われた。校友会(生徒会)の体育委員会が参加チームを募って行う恒例のイベントで、今年は6チーム(うち1チームは女子)が参加。トーナメントで熱戦を繰り広げ、2年生男子の「中野ポセイドン」が、同じ2年生男子の「木原とゆかいな仲間たち」を破り優勝した。
ルールは常盤中オリジナル。1チーム8人で15分間、水中でパスをつなぎ、ゴールをめがけてシュートする。決勝戦は珍プレー、好プレーも飛び出して、プール内は熱気であふれていた。
体育委員長の長岡可紗(ありさ)さんは「今年もたくさん参加してもらい、盛り上がった。校友会の活性化につながればいい」と話していた。
常盤中校友会の体育委員会が主催する放課後のスポーツイベントは、10年ほど前から恒例になっている。体育の授業とは区別し、技術の上達や勝利を目指す部活動でもない。生徒も先生も一緒になって気軽に運動を楽しむのが目的だ。
今年は水球のほか、駅伝、バレーボール、バドミントンのミニ競技を楽しんだ。チーム構成はクラス、友人、部活仲間、そして先生。制約がない自由さが魅力のひとつ。10月には坂田山登山を行う予定という。
これらのミニ競技とは別に、常盤スポーツクラブの名の下、テニスなどさまざまな運動のクラブ員を募って、週1〜2回、30分ほど活動する取り組みもある。クラブ員は運動部に所属する生徒以外としている。
体育委員会顧問の小山吉明先生は「子どもの運動能力の低下などが叫ばれる中、普段体を動かす機会が少ない生徒も、負担にならない程度でスポーツに親しんでほしい」と話している。
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