2017-04-08 07:00 am by 須坂新聞
須坂市は本年度、休憩や案内などの機能を備えた交流拠点「まちの駅」の設置に取り組む。既存の公共施設のほか、民間にも呼びかけ、商店や事業所などを活用して、中心市街地を中心に各所に設ける。住民や観光客の交流、情報発信の場としてや、連携してイベントなどを行い、地域活性化につなげたい考え。秋ごろからの運営開始を見込んでいる。
まちの駅は、休憩や地域情報案内機能、トイレなどを備えた施設。誰でも無料で利用できる。設置主体や場所に制限はない。特別な設備は必要なく、商店内の一画などに設けることができる。運営は施設所有者が担い、来訪者にも対応する。
大がかりな施設ではなく、買い物やまち歩きの途中などに、気軽に立ち寄れるお茶飲みサロンのイメージ。
全国まちの駅連絡協議会(東京都)に申請して、認定を受ければ設置できる。個人や団体、市町村単位で同協議会に入会し、会員となって活動する。現在、全国に約1,500カ所、県内には佐久市に約20カ所ある。
地域内外のまちの駅同士が連携して、まちづくり活動のほか、スタンプラリーやまち歩き、物産フェアなどのイベントを行うなどしているところもある。
須坂市では、市が同協議会員となり、公共施設のほか、賛同する民間事業者などを募って、それぞれまちの駅として活動してもらう考え。本年度は合わせて20カ所程度を想定している。まちの駅には、共通のロゴが印刷されたのぼり旗やステッカーを掲示する。運営にかかる経費は各自で負担する。
市商業観光課では、「人々の交流の場としてや、まちの駅同士が連携して活動し、おもてなしの地域づくり、中心市街地、まちの中の活性化につなげたい」と話している。
4月24日から5月26日まで加盟者を募集する。問い合わせは市商業観光課☎026-248-9005まで。
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