2017-07-29 07:00 am by 須坂新聞
須坂市農業委員会(委員14人)は20日、改選後初の臨時総会を市役所で開き、役員を互選した。会長に神林利彦さん(70、上八町)を再任、会長代理に田中郁男さん(60、仁礼町)を新任した。また、農業委員会法改正に伴い新設された農地利用最適化推進委員に7人を24日に委嘱した。推進委員の任期は同日から平成32年7月19日まで。
農業委員はこれまで、公選制と市町村長の選任制を併用して選出していたが、農業委員会法改正により、昨年4月から市町村長が議会の同意を得て任命することになった。須坂市では今回の改選から適用された。
また、農地の集積・集約化や遊休農地の防止・解消など「農地利用の最適化の推進」が農業委員会の必須業務に位置づけられた。そのために現場活動を積極的に行う農地利用最適化推進委員が設けられた。市農業委員会では、地区ごとに1人の推進委員を置いた。
神林会長は「市内には中山間地を中心に約100haの遊休農地がある。ブドウが好調で新規就農者や若手農業者が増えているので、行政の力も借りて、さまざまな条件整備も進めながら、農業委員、農地利用最適化推進員が一体となって、農業振興に努めたい」と話している。
各地区の推進委員は次のとおり。
▽須坂地区 小林郁雄(75、相森町)▽豊洲地区 依田浩明(62、小島町)▽日野地区 小林英次(70、高梨町)▽井上地区 神林秀明(50、幸高町)▽高甫地区 豊田耕一(60、下八町)▽仁礼地区 竹前清孝(68、米子町)▽豊丘地区 市川和志(41、豊丘町)
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