2017-09-02 07:00 am by 須坂新聞
県須坂建設事務所が進めている須坂駅前の再整備が間もなく完了する。ロータリー中央駐車場を拡張して駐車や出入り口の位置を変えたり、花壇や緑地帯を設けた。ロータリーの駅舎側にバス用とそのほかの送迎車用の停車帯を設け、バス乗降場に上屋を設置するなどした。10日に完成イベントを開き、11日に全面供用開始する。
須坂駅前はこれまで、路線バス、タクシー、一般車が混在して停車するなどしていたことから、安全性や利便性向上のために再整備した。
ロータリー中央駐車場は約560平方メートルで以前の2倍以上の広さとなる。駐車台数は同じ7台(身体障がい者用1台)。車の出入り口をシルキービル側から駅舎側に移した。植え込みをなくして見通しを良くした。
シルキービル側にあったバス専用レーンを廃止して2車線にすると共に、自転車道も設けた。バス乗降場北側にあった緑地帯をなくして広場にした。
一方で、駅舎側の車道幅が狭くなった。夕方から夜にかけてや、雨天時などは、これまでも駅利用者や駅周辺の学習塾へ通う子どもたちの送迎車が路上駐車して混み合っていたことから、さらなる混雑や危険性を指摘する声が少なくない。
再整備の総事業費は約2億2,000万円。
須坂建設事務所では「新しくなった須坂の玄関口として親しんでもらえれば」と話している。
10日の工事完成イベント(実行委員会主催)はロータリー中央駐車場やバス乗降場横の広場などを会場に、午前10時から開く。飲食物や特産品、農産物などの販売、音楽演奏、ダンス、電車体験・見学、須坂駅の移り変わりなどの写真・パネル展などを行う。
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