2018-12-08 07:00 am by 須坂新聞
須坂市は5日、市内の企業5社と「災害時における井戸水の給水協力に関する協定」を結んだ。関係者が出席して市防災活動センターで締結式を行った。
地震などの災害時に市内の水道が使用不能になった際、市の要請に基づいて、企業が保有する井戸水を生活用水など(飲料に用いない)として、市や住民に供給するなどする。井戸周辺に「災害時協力井戸」の標識を設置して広報する。
市と協定を結んだのは、ニットー、丸和自動車整備工場、須坂食品工業、長印須坂青果市場、あっぷるアイビー。いずれの企業も、生活用水などの目的で市に井戸の使用を届け出ている。
協定締結式で三木正夫市長は「災害時に水は非常に大切。井戸水の供給を快く受けてもらいありがたい」と感謝した。
締結企業を代表してニットーの牧勤専務が「地域貢献は企業の責務。災害に備えることは重要。災害に強い地域になれば」と話した。同社は電子部品などの研磨や洗浄に利用している井戸水を供給するという。
市では今後も協力、締結企業を増やしていきたい考え。
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