2018-12-08 07:00 am by 須坂新聞
須坂市は先ごろ、土砂崩れ、河川の氾濫などの危険箇所の把握や、観光PRなどに役立てるため、小型無人航空機(ドローン)2機を導入した。29日に市北部体育館で操縦講習会を開き、関係する市職員がルールや技術を学んだ。
ハザードマップ(災害予測図)などを基に山や川の危険箇所を事前に撮影したり、豪雨時などに現場の様子を撮影して、市ホームページなどで配信する。観光面では、米子大瀑布や峰の原高原などを空撮して紹介する。
操縦講習会は、ドローン製造元のクエストコーポレーション(小布施町)を講師に、飛行ルールを定めた航空法を学んだり、飛行練習を行った。
飛行練習は、コントローラーを操って、撮影の基本となるホバリング(空中での停止飛行)や上下前後左右の移動などを行った。
政策推進課の岡田章秀さんは「今回は体育館の中だったが、外だと風もあるので簡単にはいかない。練習してうまく操縦できるようにしたい」と話した。
市政策推進課では「市民の安心安全につなげたり、市の良さ、魅力を空から新しい角度で眺めて発見し、発信していきたい」と話している。
事業費はドローン購入や動画編集委託料など124万円。このうち、県の地域発元気づくり支援金90万円。
今後、市民有志も募って「須坂守り隊見せ隊広め隊」を結成し、隊員が撮影した動画や写真も活用する。
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