2019-01-19 07:00 am by 須坂新聞
県立信州医療センター(須坂市立町、寺田克=まさる=院長)は本年度、南棟3階病棟(産婦人科・小児科・女性用)の一部病室を改修。12月から供用を開始した。「300分娩に対応し、アメニティー(快適性)を向上させた」(同院)
病床数を37床から26床にしてより快適な療養・出産となるよう改修した。4床室は6室から3室に。2床室は5室から3室に。個室は3室から8室に。内装も改装した。
一人当たりの広さは、4床室は約8平方メートルだが、2床室は約16平方メートル。個室は約15平方メートル〜22平方メートル。
併せて授乳室を新生児室に移転し4倍の広さ(約40平方メートル)に。新生児室はNICU(未熟児室、4床)へ統合した(広さは変わらず約50平方メートル)。産婦人科医師は常勤4人・非常勤1人の体制。
南棟7階の改修では、外来化学療法で使った病床を活用して地域包括ケア病棟3床を1月から増床した。同階は46床から49床に。内訳は個室1室、2床室2室、4床室11室。
また、増床した個室を終末期医療に対応するよう来年度に整備する計画だ。同病棟から在宅復帰への環境を整えるため訓練用家庭用浴室も設置する。
昨年10月には南棟1階の旧地域医療福祉連携室を仕切り、「入退院支援室」(約10平方メートル)と、北棟1階から「医療秘書室」(10人在籍、33平方メートル)を移設した。
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