2019-02-09 07:00 am by 須坂新聞
県は31日、2018年1年間の県内市町村の人口増減数を発表した。須高3市町村とも転入者が転出者を上回る「転入超過」(社会増)となった。須坂市が70人増、小布施町は27人増、高山村は9人増。社会増減に、出生者数と死亡者数の差(自然増減)などを合わせた人口増減は、須坂市が288人減、小布施町が60人減、高山村が69人減だった。
須坂市の社会増は2年連続。昨年は113人増だった。18年の転入者は1,568人(県外から591人)、転出者は1,498人(県外へ572人)。
市政策推進課によると、年代別では0歳〜9歳が50人、25歳〜44歳が96人、それぞれ転入超過となっており、子育て世代の転入が増えたと分析している。一方で、進学・就職世代の10歳〜24歳が121人の転出超過となった。
自治体別では、長野市からが72人、中野市からが17人、飯山市からが12人、山ノ内町からが21人、それぞれ転入超過。小布施町へ15人、高山村へ16人、転出超過となった。
同課では「須坂市は自然豊かな一方で、スーパーが多く、高校もあり、長野市より土地も安く、子育て施策も整っているので、子育て世代を中心に転入者が増えているのだと思う。移住希望者に仕事と住居をセットで紹介する移住支援策なども一定の成果をあげている」と話している。
なお、1月1日現在の須坂市の総人口は49,937人で、5万人を割り込んだ。
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