「須坂市の立体地図」教材に〜製作者が市に贈る

2019-02-23 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 起伏に富む須坂市の地形を2万5,000分の1地形図から手作業で正確に写し取り、再現した立体地図が先ごろ、製作者の根岸六郎さん(78、長野市)から須坂市の友人を通して市教委に贈られた。厚さ約4mmのスポンジを等高線(100m間隔)に沿って切り抜き、何層も重ね合わせたものという。製作期間2カ月の労作だ。
 「郷土学習の資料として各校を巡回して活用した後、市民にも見てもらいたい」(小林雅彦教育長)。
 3分割を組み合わせた寸法は、縦、横、共に76cmほど。高さは山頂まで約10cm。これまでは航空写真や鳥瞰図(ちょうかんず)を使って郷土須坂市を説明してきたが、3D(3次元)による同教材を使うと、より視覚的に分かりやすい授業が可能となる。また、地図は大人の関心も高い。郷土愛が深まるきっかけにもなりそうだ。

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