【台風19号豪雨災害から間もなく1年〜須坂市】緊急避難場所開設訓練で手順を確認

2020-10-03 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市は9月28日、井上地域公民館を会場に災害時の緊急避難場所開設訓練をした。仁礼小学校体育館での避難場所・避難所開設訓練を受けて、地域公民館職員ら23人が館内各部屋の使い方や避難者受け入れの手順などを確かめた。会場の角田智子館長は「館内図面に避難者受け入れの流れを落とし込んでいくと、漠然としたものが整理できた」と終了後に答えた。今後は各地域公民館で訓練をしていく。
 市の指定緊急避難場所(79カ所)は、平常時に学校や集会所として使用している公的施設を災害時に活用するため、開設準備が必要となる。緊急避難者には自助の考え方で水・食料の各自持参や防寒具・毛布など温度環境対策が求められる。
 洪水や土砂災害、地震などに加え、新型コロナウイルス感染症の対策も必要なため、市は8月23日に仁礼小で避難場所・避難所開設運営訓練(市総合防災訓練)をし、同日、市内15校(小中)で市の担当職員と各学校長らが自校を点検した。
 避難場所・避難所運営の所管が市民課から社会共創部と教育委員会に変更となり、社会共創部は9月24日に社会体育施設の北部体育館で避難場所開設訓練(文化スポーツ課)をし、28日は社会教育施設の地域公民館で同様に訓練をした。
 「ただいま、避難場所の開設準備を進めています。施設の安全が確認され次第、ご案内しますので安全な場所でお待ちください。市は災害対策本部を設置し、被害状況を確認中です。落ち着いて行動してください」
 受け入れに必要な部屋の表示(一般、発熱者、要支援者、授乳・着替えなどプライベート用など)をしたり、避難場所利用者名簿の受け付け方法、椅子や机を使って避難者のスペース確保など実際にやってみて意見交換や課題共有をした。
 中沢公明社会共創部長は「災害は必ずやってくるので日頃の備えが大切だ。課題が明らかになり、しっかり整理して対応したい」。
 指定緊急避難場所は避難者を一時的に受け入れる施設。避難所は自宅で生活できない被災者の給食や被服など日常生活用品を公費等で給付する生活の場。
 昨年10月12日の台風19号豪雨により、市内18カ所に緊急避難場所を開設し延べ1,835人が一夜を過ごした。車中泊などを含めると約2,000人が緊急避難を余儀なくされた。

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