2021-10-23 07:00 am by 須坂新聞
須坂商工会議所(神林章会頭)は21日、商業流通委員会(松本恵委員長、14人)と地域・観光振興委員会(金井辰巳委員長、12人)の合同委員会を商工会館で開いた。先ごろ、イオンモールなど3社の出店が正式に発表された井上地区大型商業施設開発計画の現況を開発事業者の長工から聞き、大型商業施設と共栄共存を図る関わり方などを議論した。
会議所側は「これまでは誘致の段階。これからは共栄共存の道を探る新しいステージに入る。成り行き任せで放置すれば衰退につながる」「大型商業施設の出店は地元商業・経済には起爆剤で、市外に流出する商業に千載一遇のチャンスだが、既存商業に競合はなくとも影響が大きい」と問題提起した。
大型商業施設と連携する前提として、自社の販売ツールの多様化(電子決済等)など整備する必要がある、と強調。「待っていてもお客は来ない。大型商業施設との関係を深める方策はいくつも考えられる」と具体的関わり方を提案した。
今後、開発事業者や進出予定企業からのヒアリングが予定され、会議所は、地元企業の出店希望などを取りまとめたいとする。世界に知られる大企業との接点を生かしていく。
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