2021-11-13 07:00 am by 須坂新聞
市内小学校11校の6年生が集う「須坂市小学校親善音楽会」は5日、長野市のホクト文化ホール中ホールで開かれた。学校ごとに斉唱、合唱、合奏、リコーダー奏の澄んだ音色を響かせた。新型コロナの影響で昨年は中止したが、今年はマスクを着用したままの歌唱や演奏などの感染予防対策を講じ、3部入れ替え制にした。
市校長会長の黒岩龍也・高甫小校長はあいさつで「コロナ下、大勢の願いや皆さんの努力で音楽会ができたことに感謝したい。発表する人も聞く人も、心に残るひとときを過ごして」と話した。
第3部は森上小が3部合唱「正解」。仁礼小が2部合奏「きこえる」。日野小が合奏「ラバーズコンチェルト〜新世界」で締めくくった。
小林雅彦教育長は講評で「いろんな事が制限される中、皆さんは本当によくがんばってきた。改めて気づいたのは、便利なオンラインも生の音楽にはかなわないという事。本当に素晴らしい演奏だった」とたたえた。
前の週に、学校の音楽学習発表会で演奏した日野小6年生(松組・は竹組68人)にとって、2度目の本番。松本諒子先生は「児童たちは学校の音楽会以上の演奏をしたいと、それぞれに目標を持って練習してきた。体育館では味わえないホールならではの響きを楽しむことができた。緊張しながらも大きな達成感があったと思う」と話していた。
中学校4校による親善音楽会は10月14日にホクト・大ホールで、1校ずつの入れ替え制、無観客で行った。
例年は小中学校ともメセナホールで行うが、耐震化工事中のため、会場を変更した。
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