「イオンモール須坂」を熱望〜須坂市・市議会・商議所がイオンに要望書を提出

2021-11-27 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市の三木正夫市長、須坂市議会の塩崎貞夫議長、須坂商工会議所の神林章会頭は先ごろ、イオンモール開発本部東海・長野開発部(愛知県名古屋市)を訪れ、須坂市井上地区の観光集客施設用地に出店を正式公表したイオンモール(仮称 イオンモール須坂)の名称を「イオンモール須坂」に決めてほしいと3団体から要望書を提出した。
 訪問先は10月27日にオープンしたばかりの「イオンモールNagoya Noritake Garden」(名古屋市西区則武新町)の会議室。同社東海・長野開発部の吉川浩司部長や担当部長ら3人に面会した。
 市は市長ら4人。市議会は正副議長、インター周辺等開発特別委員会の正副委員長ら6人。会議所は正副会頭と専務理事の6人。
 訪問先は6階建て。商業施設(約150店)にオフィスビル併設の建物。商業施設は1〜3階。オフィスは4、5階。6階は名古屋外国語大学の名駅サテライトキャンパス。
 市は要望書で「引き続き、市民・市議会・市役所・商工会議所・産業団体・各種団体・事業所など『オール須坂』で出店にご協力をさせていただきたい」「市の取り組みや観光名所をこれまで以上に知っていただきたい」
 「須坂を広くピーアールするチャンス。お力をお借りしながら、観光集客施設として近隣市町村と連携した観光ピーアールなど積極的に実践したい」「御社とWin―Winで須坂をより広く知っていただく施設として連携したい」とし、「イオンモール須坂」を要望した。
 市議会は「2016(平成28)年6月に特別委員会を設置し、進捗(しんちょく)を把握しながら計画を応援してきた」「貴社はじめ関係者の多大なご尽力による出店決定は恐悦至極」「産(企業)学(教育機関)官(行政)民(団体)文(文化・歴史)品(産品)のコラボレーションによる地域の魅力をより一層磨き続ける取り組みに、地元市民として期待している」
 「雇用創出や税収増加が見込め、市の取り組みや観光名所をこれまで以上に知っていただき、須坂をピーアールするチャンス。市の代表的な商業観光施設として須坂の名称を採用いただきたい」とし「イオンモール須坂」を要望した。
 商工会議所は要望書で「過日、『仮称 イオンモール須坂』の出店をお決めいただき、心から歓迎申し上げる。地域経済の活性化や地域・社会の抱える課題解決に向け、御社のお力をお借りしながら取り組みたい」
 「地域経済力の向上と活性化、流入人口の増加、市アピール度の向上等は喫緊の課題。出店は千載一遇の一筋の光明に出合えた思いだ」「『イオンモール須坂』と決定いただき、お力をお借りして地域課題の解決をはじめ地域活力再生の嚆矢(こうし)とさせていただきたい」とした。
 三木市長は19日の取材に「いくつかのイオンモールに伺い、ゼネラルマネージャーをはじめ多くのイオン関係者のお話をお聞きして改めて市民の大きな期待に応える観光集客施設と感じている。須坂市との相乗効果、Win―Winの観点から『イオンモール須坂』の店舗名になることを熱望している」。
 塩崎貞夫市議会議長は22日の取材に「副議長や特別委員会の正副委員長とともに出席した。しっかり要望を申し上げた。懇談は和やかで好意的に対応してくれそうだと感じ、好感触を得た」。
 神林商工会議所会頭は22日の取材に「懇談では前向きな感触をいただけてよかった。これから須坂の知名度アップにつながるよう地元産業界としても努めたい」と答えた。
 井上地区「観光集客施設用地」は約22.47ha。イオンモールは約15.8ha。2024年春の開店を予定する。

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