【須坂市議会3月定例会代表・一般質問】新年度の「須坂市お店限定応援商品券」取扱冊数増で事業者支援

2022-03-12 10:21 am by 須坂新聞

政治・経済 icon 須坂市議会3月定例会代表質問・一般質問は1〜4日に行われた。市は、新型コロナウイルス感染症に伴う経済対策として、本年度に続いて新年度も発行予定の「お店限定応援商品券」について、1店舗当たりの取扱冊数を増やすなどして事業者支援に取り組む考えを示した。詳細は検討中という。
 本年度の商品券は、国と県の交付金を活用して6万冊発行した。取扱店は351店で、昨年9月20日から1冊(500円券10枚つづり、5,000円)2,500円で販売した。
 市は答弁で「(取扱店で)商品券を販売した分は、お客さまの商品券利用により確実な売り上げ確保につながっている。効果の出ていない業種はない」と説明した。
 新年度の変更点として、本年度よりも取扱期間を前倒しすることや、飲食店・宿泊業などコロナ禍の影響を大きく受けている事業者への支援を手厚くするため、取扱冊数を増やすことなどを挙げた。
 抽選などの販売方法の導入や、より効果的な経済対策を行うために、プレミアム率を調整して全体の発行冊数を増やすことも検討しているとした。
 売り上げが減少した事業者を支援する「新型コロナ中小企業者等特別応援金(第3弾)」の準備も進めているとした。
 国の交付金を活用した「まるごと博物館構想」を核とした「人」・「地域資源」で紡ぎだすまちの元気創出事業(信州須坂まちの元気創出推進委員会事業)で、3カ年事業の最終年度となる新年度に計画している各事業の概要を説明した。
 回遊促進事業で取り組む実証バスの運行については、「市民バスの運行が少ない日曜と祝日に、須坂駅から文化施設周辺を経由して、臥竜公園南園までを路線とするバスを実証実験として一定期間運行する」と説明。
 来訪者らに市内の魅力を発信する他、アンケートで利用実態や需要を調査し、回遊促進の効果を検証するという。「実施時期は4月の『臥竜公園さくらまつり』の時期と、秋の行楽シーズンを考えている」とした。バスの仕様や運行路線などの詳細は、今後詰めていくという。
 国指定名勝「米子瀑布群」から市内への回遊を図るため、米子大瀑布駐車場には総合的休憩所(トイレ併設)を整備。観光交流センターは敷地や施設の動線を改良し、イートインコーナーを設けて機能を向上させる。笠鉾会館の映像システム更新、eバイク設置などにも取り組むとした。
 文化振興事業ではロゲイニングイベント、産業振興事業ではブドウに着目したイベントなどを挙げた。
 避難所の情報化で、指定避難所(78カ所)の中で未整備施設への対応については、避難所開設時のWi-Fi(ワイファイ)環境の提供など「(グーライトと締結する)災害時応援協定で対応可能なため、ランニングコスト等を考慮し必要性を研究していく」とした。現在、小中学校体育館15カ所に放送通信回線が、生涯学習センターと全地域公民館にはワイファイが整備されているという。
 また、緊急避難場所となる公会堂などの地域避難所への整備では「各区の要望を聞きながら検討していく」とした上で、「整備後のランニングコストについては区で負担していただくものと考えている」と答えた。
 農産物のブランド力強化に向けて、「(新年度に)果物の箱やシールなどに共通で使える須坂産果物をイメージしたシンボル的なロゴマークのデザインを作成する」と説明。「須坂で生産された果物であることなど一定の基準を設けた上で、希望する農家へ提供していきたい」とした。

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