2022-07-02 10:28 am by 須坂新聞
全国的に異例の早さで梅雨明けとなり、果樹王国・須高地区でもブドウやリンゴなどへの影響を心配する声もある。
6月29日、ブドウ農家の岩田泰聖(たいせい)さん(48、須坂市塩川町)は摘粒作業に追われていた。今年は梅雨明けが早く雨量も少ない。その上、6月は例年になく連日30度を超す真夏日が続いている。岩田さんは「ブドウは暑さや日照りに比較的強いが、粒の肥大や色づきが心配。今後の天候も予測できず、不安はある」。
炎天下の作業になり「水分補給など熱中症対策をしながら行っている。今年初めて作業に参加した知人は大変だと言っていた。農作業する人は身体に気をつけることが大切」と話す。市内の果樹農家は「雨の気配が見えない。灌水(かんすい)をこまめにやるしかない」と困惑していた。
JAながの須高ブロック営農センターでは「高温で果樹の生育が早まると予想される。梅雨明けの早さが生育にどう影響するかを見守りたい」と話す。
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