2022-08-27 07:00 am by 須坂新聞
全国中学校体育大会は先ごろ、東北地方などの各会場で行われ、須高勢が活躍した。福島県で行われた陸上では、男子100mの丸山竜平君(相森3年、須坂市小河原町)が決勝で県中学記録を22年ぶりに更新する10秒84をマークし、3位入賞を果たした。秋田県で行われた男子バレーボールでは、11年ぶりの県勢代表校として挑んだ小布施が準々決勝まで勝ち進み、ベスト8入りした。
大会前の本紙取材に「最高の舞台で自己ベストを更新したい」と語った須高の若きスプリンターが大舞台で輝きを放った。陸上の男子100mで全国大会に挑んだ丸山君は、決勝で10秒84を記録し、3位入賞。北京五輪400mリレー銀メダリストの塚原直貴氏が岡谷北部時代に出した県中学記録(10秒85)を22年ぶりに更新した。
5月に負傷した左脚も完治し「コンディションはよかった」。予選から10秒台の選手がひしめく混戦となったが「相手は気にせず自分の走りを心掛けた」と自己ベストを0秒08更新する10秒89を記録し、決勝に進んだ。
決勝では「ここまできたら3位以内を狙おう」と自身にプレッシャーをかけ、大一番のレースに臨んだ。ハイレベルな争いを演じ、県中学新記録の快走で3位に入賞した。
大舞台でのレースを振り返り「自分でも信じられないタイムに驚いたし、うれしかった。全国の決勝を味わえたことは今後にも生きる。自分に自信が持てるレースになった。すごくいい経験をさせてもらった」。
高校でも競技を続ける予定で「次はインターハイ(高校総体)で3位以内に入れるように頑張りたい。これからも自己ベストを更新し続けたい」と意気込む。喜びをかみしめて、次のステージでの活躍を誓った。
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