2022-10-08 07:00 am by 須坂新聞
須坂市や市内産業、文化関係団体などでつくる「信州須坂まちの元気創出推進委員会」(事務局・市文化スポーツ課)は2日から、日曜と祝日に実証運行している周遊バス「スザカのサスガをさがすバス」にラッピングバスを導入した。
黄色を基調としたオリジナルデザイン。開園60周年を迎えた市動物園の動物や特産の農産物、歴史的建造物などを組み合わせたかわいいイラストが描かれている。須坂の偉人・堀直虎公と越寿三郎翁も、トラとフクロウを擬人化して表した。
初日は須坂駅前バス乗り場広場でラッピングバスのお披露目会があり、関係者がテープカットで出発を祝った。
委員長の中澤正直副市長は「見て、乗って、楽しめるバスになっている」とPR。実証運行の結果を参考に、2024年春に開業予定の「イオンモールと市内を結ぶバスの可能性も探っていきたい」と述べた。
運行を担う長電バス(長野市)の相澤文広社長は「親子でバスに乗って須坂の良いところを発見してほしい」と呼びかけた。
ラッピングバスが走ると知り、子供らと乗車した出川佐久美さん(須坂市高橋町)は「普段はバスに乗る機会がない。せっかくなので」。長男の遠倫(とおり)ちゃんはバスを見て「かわいい」とうれしそうだった。
実証運行バスは、国の地方創生推進交付金事業の一環。市民バス(仙仁線除く)が日祝日に運休していることから、9、10月の日祝日に有料(1日乗車券200円、未就学児無料)で運行している。須坂駅から文化施設周辺を経由し、臥竜公園や動物園などを結ぶ。運行は1日7本。
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